東京23区で実際に売れた中古マンションの単価が、2026年8月、76か月ぶりに前年を下回りました。
同じ9月には、売出価格も23区で3か月、都心6区で4か月続けて下がったと発表されています。
ただ、下げ幅そのものはまだ小さく、1年前と比べれば高い水準にあります。
大きく変わってきているのは、価格より先に動く「売れ方」のほうです。
この記事では、公表されている数字をもとに、東京の中古マンション市場で今起きていることを整理します。
そのうえで、売りたい気持ちがある方、様子を見たい方、それぞれの動き方と判断の目安をお伝えします。
目次
東京の中古マンション市場に、この夏起きた変化
2026年の夏、東京の中古マンションの価格や売れ行きを示す数字が、相次いで向きを変えました。
主なものを、公表された順に並べます。
| 6月 | 首都圏の成約単価が、73か月ぶりに前年割れ5月の成約・前年比 −3.9%(東日本レインズ) |
|---|---|
| 7月 | 都心6区で、値下げした住戸が半数を超える6月・2008年12月以来(東京カンテイ) |
| 9月10日 | 東京23区の成約単価が、76か月ぶりに前年割れ8月の成約・前年比 −0.3%(東日本レインズ) |
| 9月18日 | 政策金利を1.25%に引き上げ1995年以来の水準(日本銀行) |
| 9月24日 | 東京23区の売出価格が、3か月続けて下落8月・都心6区は4か月続けて、東京都全体は28か月ぶりの下落(東京カンテイ) |
9月24日の東京カンテイの発表では、8月の東京23区の中古マンションの売出価格(70㎡に換算した平均)は1億2,677万円で、前の月より0.4%下がりました。
千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷の6区(同社の集計の「都心6区」)は1億8,068万円で、0.7%の下落です。
大きく見ると、2020年から6年近く続いてきた「都心のマンションは上がり続ける」という流れが、この夏、初めてはっきりと止まったことになります。
一方で、首都圏全体の売出価格はまだ25か月続けて上がっています。変化が始まったのは、これまで一番大きく値上がりしてきた東京の中心部です。
都心の売出価格は下がり始めたが、1年前よりはまだ高い
都心のマンションの売出価格が下がったといっても、その幅はまだ小さなものです。
都心6区の売出価格は、2026年4月の1億8,822万円が最高値でした。そこから4か月で、下げ幅は4.0%です。
東京23区は5月の1億2,849万円が最高値で、そこからの下げは1.3%にとどまります。
| 地域 | 最高値から | 1年前と比べて |
|---|---|---|
| 都心6区 | −4.0%4月が最高値 | +6.1% |
| 東京23区 | −1.3%5月が最高値 | +18.2% |
都心6区の前年比は、4月の+17.2%から毎月縮み、8月は+6.1%になりました。
大きく見ると、今は急に値下がりしたというより、上がり続けてきた価格が最高値をつけ、少し下がり始めた段階と見るのが近そうです。
お持ちの方にとっては、ここ数年で上がった分の多くが、今も価格に残っています。
変わったのは、「待っていれば、さらに上がる」とは言いにくくなったことです。
東京23区で実際に売れた価格も、76か月ぶりに前年を下回った
2章で見た東京カンテイの数字は、売主が「この価格で売りたい」と出している売出価格です。
売ったときに手にするのは、買い手との話し合いを経て実際に売れた成約価格のほうです。成約価格は、不動産会社が取引を登録する東日本レインズが集計しています。
その成約価格の側でも、変化が表れました。
東日本レインズの集計では、東京23区で8月に売れた中古マンションの㎡単価は132.69万円で、前の年の同じ月を0.3%下回りました。
前年を下回るのは2020年4月以来、76か月ぶりです。
売れた件数は1,265件で、前年より2割少なく、8か月続けて前年を下回っています。
前の年は集計の仕組みが変わって件数が多めに出ていた面もありますが、件数の減少は価格より半年以上早く始まっていました。
成約単価の下げは、ほぼ横ばいの範囲です。
千代田・中央・港の3区(同機構の集計の「都心3区」)で売れた単価は、8月もまだ前年を4%ほど上回っています。
大きく見ると、売れる件数が先に減り、そのあとを追うように価格が止まったという順番です。
お持ちの方にとっては、売るときに「買い手がいくらでもいる市場」ではなくなったことを前提に考えることが大切です。
売出価格と成約価格の違いと、成約価格の調べ方は、相場の調べ方の記事にまとめています。
東京23区では売れ残る住戸が増え、2戸に1戸が値下げしている
東京23区の中古マンション市場では、価格よりもはっきりと、売れ方の変化が表れています。
東京23区で売りに出ている中古マンションは、1年でおよそ4分の1増えました。
東日本レインズの集計でも、東京カンテイの集計でも、同じくらいの増え方です。
特に千代田・中央・港の3区では、8月に売れた件数が前年より4割近く減り、売りに出ている住戸は6割近く増えています。
| 地域 | 8月に売れた件数 | 売り出し中の住戸 |
|---|---|---|
| 東京23区 | 1,265件前年比 −20.6% | 約2万4,600件前年比 +26.3% |
| 都心3区 | 154件前年比 −38.9% | 5,197件前年比 +58.1% |
売れ残る住戸が増えたぶん、値下げも増えました。
東京カンテイによると、東京23区で売れずに翌月も売り出しが続いている住戸のうち、直近3か月に値下げをした住戸は、1年前の36.8%から48.9%になりました。
都心6区ではこの割合が6月に50.9%となり、半数を超えました。
半数を超えたのは、リーマン・ショック直後の2008年12月以来です。
| 1年前2025年8月 | 今2026年8月 | |
|---|---|---|
| 売りに出ている住戸 | 12,145戸 | 15,218戸 |
| 値下げした割合 | 36.8%3戸に1戸強 | 48.9%2戸に1戸弱 |
| 値下げの幅 | −5.5% | −6.2% |
大きく見ると、東京の中古マンションは、売主が強気でいられた市場から、買い手が選べる市場へ移りつつあると見ることができます。
売主が一斉に手放しているわけではありません。
高くなった価格に買い手がついて来にくくなり、売りに出た住戸が売れずに積み上がっている、という形です。
お持ちの方にとっては、これから売りに出すと、他の多くの住戸と見比べられることになります。
同じ駅、同じような広さの住戸が値下げをしながら並んでいる中で、どう選んでもらうか。売るときには、価格の付け方がこれまで以上に結果を左右します(8章で詳しく触れます)。
都心のマンション価格が下がり始めた、2つの理由
都心のマンション価格が下がり始めた背景には、2つのことが重なっているとみられます。
価格そのものが高くなりすぎたことと、金利が上がってきたことです。
価格が、多くの買い手の手の届く範囲を超えてきた
東京カンテイの調べでは、2024年に東京都で分譲された新築マンションの価格は、平均年収の17倍に達しました。全国で一番高い倍率です。
東京カンテイも、高い価格で売れ残る住戸が増え、値下げが広がっていると説明しています。
金利が上がり、買い手が借りられる額が小さくなってきた
日本銀行は2026年9月18日、政策金利を1.25%に引き上げました。6月の利上げから、わずか3か月後のことです。
9月には長期金利(10年物国債の利回り)も3%に達し、報道によれば約30年ぶりの水準です。
日本銀行は同じ発表の中で、「住宅投資は減少傾向にある」とも記しています。
住宅ローンの金利も、変動・固定ともに上がり始めています。金利が上がると、同じ返済額で借りられる額が小さくなります。
次の表の月々の返済は、1億円を35年で借りた場合です。借りられる額は、月々約26万円を返す場合です。
| 金利 | 月々の返済 | 借りられる額 |
|---|---|---|
| 0.5% | 約25万9,600円 | 1億円 |
| 1.25% | 約29万4,100円約3万4,500円増 | 約8,800万円約1,200万円少ない |
金利が上がるだけで、買い手の予算は1割あまり小さくなる計算です。
大きく見ると、価格は上がり続け、買い手が出せる額は金利で削られる。
この2つの差が開いたことが、今の売れ残りにつながっていると考えられます。なお、8月の数字は9月の利上げより前のものなので、今回の利上げの影響はこれから表れてきます。
お持ちの方にとっては、住宅ローンを使って買う一般の買い手が中心になる価格帯ほど、今回の利上げの影響を受けやすくなります。
金利の動きと返済額の関係は、都心のマンション売却相場のページでも解説しています。
過去の下落と比べた、今回の下げの大きさ
「このまま大きく下がるのでは」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
東京23区のマンション価格が過去に下がった局面で、実際に売れた価格がどう動いたかを見てみます。
| バブル崩壊1992〜2001年。10年続けて下落 | −48.8% |
|---|---|
| リーマン・ショック2008〜2012年。2014年に回復 | −6.7% |
| コロナの初期2020年3〜4月。前年割れは2か月だけ | −1.6% |
| 今回2026年8月。76か月ぶりの前年割れ | −0.3% |
リーマン・ショックのときでも、東京23区で実際に売れた価格の下げは1年で6%ほどでした。
同じ時期、都心6区の売出価格は1年半で15%下がっています。売出価格は、実際に売れた価格より大きく動きやすいことが分かります。
また2007年には、価格が上がり続ける中で、売れた件数が減り、売りに出る住戸が大きく増えていました。
実際に売れた価格が下がり始めたのは、その2年後です。今回も、件数の減少と売り物の増加が、価格より先に表れています。
一方で、2023年の春にも都心6区で値下げをした住戸の割合が高まりましたが、価格はその後も上がり続けました。
兆しがそのまま下落につながるとは限りません。
大きく見ると、今回の下げは、過去の大きな下落と比べればまだ小さな動きです。
ただ、過去の局面はきっかけも金利の向きも今回と違うため、この先どこまで・いつまで続くかを過去から言い当てることはできません。
お持ちの方にとっては、ニュースの「下落」という言葉だけで慌てて売る必要はありません。
同時に、「待てばまた上がる」と決めてかかることもできない局面です。売るかどうかは、相場の予想ではなく、8章でお伝えするご自身の事情で決めるのが確かです。
値下がりは都心から始まり、周辺の区はまだ上がっている
東京のマンション価格の値下がりは、どの地域でも同じように起きているわけではありません。
都心6区が4か月続けて下がった一方で、品川・目黒・世田谷などの6区(東京カンテイの集計の「城南・城西6区」)は、8月もわずかに上がりました(+0.2%)。
それ以外の23区の区も上がっていますが、上がり方は少しずつ小さくなっています。
埼玉県や千葉県では、まだはっきりと上がり続けています。
大きく見ると、一番高くなった場所から先に止まり、その動きが外側へ少しずつ広がっているという形です。
買い手が、より手の届く価格帯・地域へ移っているとみる調査会社もあります。
お持ちの方にとっては、「東京のマンションが下がった」とひとまとめにせず、ご自宅のある区、さらに同じ駅や同じマンションの動きで見ることが大切です。
区ごとの成約価格の動きは、千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・渋谷区・目黒区・品川区の売却相場のページでご覧いただけます。
マンションをお持ちの方は、今どう動けばいいのか
マンションの価格が動くと、「今売らないと損をするのでは」「待ったほうがいいのでは」と気持ちが揺れるものです。
ただ、どちらが正しいかは相場では決まりません。ご自身の事情で決まります。
最初に、ご自身の事情を3つだけ確かめる
相場を見る前に、次の3つを考えてみてください。
-
売りたい理由はありますか
住み替え、相続、暮らし方の変化など。
理由があれば、相場の上下は「売るかどうか」ではなく、「いつ・いくらで売るか」の問題になります。 -
いつまでに、という期限はありますか
期限があれば、待てる時間は限られます。
期限がなければ、待つことも選べます。 -
いくらなら売ってもよいですか
手元にいくら残れば、次の暮らしが成り立つか。
この下限が決まっていると、相場が動いても慌てずに判断できます。
売りたい気持ちがある方へ
売りたい理由がある方、期限がある方は、相場の上下を待つより、準備を進めるほうが判断しやすくなります。
今の市場で売るときに、一番知っておいていただきたいことがあります。
売り出してから売れるまでの時間が長くなるほど、値下げの幅は大きくなるということです。
| 売れるまで | 値下げの幅 | 1億円で売り出したら |
|---|---|---|
| 1か月以内 | −2.3% | 約230万円 |
| 3か月以内 | −3.6% | 約360万円 |
| 8か月以上 | −10%超 | 1,000万円超 |
東京カンテイが、首都圏で売れた中古マンションを、売れるまでの期間ごとに比べた結果です。
売り出したばかりの住戸は、新着として多くの買い手の目に留まります。
時間がたつと、あとから出てきた住戸に埋もれ、「長く売れていない住戸」として見られるようになります。そこで値下げを重ねても、最初の反響は戻りにくいのです。
今の東京は、4章で見た通り売れ残る住戸が増えている市場です。
売り物が多いほど、最初の価格が相場に合っていない住戸は、他の住戸に埋もれてますます長く売れ残ります。売れるまでの期間による値下げ幅の差は、これまで以上に開きやすくなっていると考えられます。
お持ちの方にとっては、「高めに出して、売れなければ下げればいい」という売り方が、今は結果として損につながりやすいということです。
最初の価格を相場に合わせて決めることが、手元に残る金額を守ることにつながります。
そのうえで、次の順に進めてみてください。
-
ご自宅の「今売れる価格」を知る
近所で売りに出ている価格ではなく、実際に売れた成約価格で確かめます。
売出中の住戸のほぼ半分が値下げをしている市場では、売出価格だけを見ると、相場を高めに受け取ってしまいます。まずかんたん相場チェックでおおよその目安をつかみ、そのうえで査定を受けて、ご自宅の階や向き、室内の状態を踏まえた価格を確かめると確実です。
査定の受け方は、査定の記事にまとめています。 -
手元にいくら残るかを計算する
売れる価格から、住宅ローンの残り、仲介手数料などの費用、税金を引いたものが、実際に使えるお金です。
それを、最初に考えた「いくらなら売ってもよいか」と比べます。ご自宅を売るときは、税金の負担を軽くする特例が使えることが多くあります。
費用と税金の記事、3,000万円特別控除の記事もあわせてご覧ください。 -
最初の売出価格を、期限に合わせて決める
期限がある方(住み替え・相続など)は、成約価格に近いところから売り出すのがおすすめです。
最初の1か月で売れた住戸の約半数は、値下げなしで成約しています。時間に余裕がある方は、少し上から売り出してもかまいません。
そのかわり、「いつまでに、いくらまで下げるか」を、売り出す前に決めておきます。 -
価格を見直す合図を、先に決めておく
売り出してから最初の数週間の反響(問い合わせと内見の数)で、価格が合っているかどうかが見えてきます。
反響が少ないまま時間だけが過ぎるのが、値下げの幅が一番大きくなりやすい道です。いつ、何を見て価格を見直すかを、担当者と売り出す前に話しておくと安心です。 -
期限から逆算して、日程を組む
マンションは、売り出してから成約まで一般に3〜6か月ほど、引き渡しまでさらに1〜2か月ほどかかります。
住み替えの方は、買い手が慎重になっている時期は、先に売って手元の資金を確かめてから、次の住まいを決めるほうが安心です。
詳しくは住み替えの売却のページをご覧ください。相続した方は、相続したマンションを売るときに使える税金の特例に、期限があるものがあります(相続から約3年10か月以内など)。
詳しくは相続による売却のページをご覧ください。
手元に残る額を、決めておいた下限と比べます。
| 下限を上回る | 相場の上下を待たずに進めてよい時期です。売り物が増えている市場では、待つほど見比べられる住戸が増えていきます |
|---|---|
| 少し届かない | 売出価格、売る時期、住み替えの順番を組み替えれば届く道がないか、相談してみてください |
| 大きく届かない | 急ぐ必要はありません。次の「様子を見たい方へ」に切り替えて、下限を見直してみてください |
様子を見たい方へ
売りたい理由も期限もなく、今の暮らしに無理がないなら、持ち続けるのも立派な選択です。
3章で見た通り、実際に売れる価格はまだ高い水準を保っています。ただ、何もしないで待つのではなく、見ながら待つことをおすすめします。
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ご自宅の価格を、一度だけ確かめておく
今のご自宅の価格という基準が一つあると、次にニュースを見たとき、「自分の家はどうか」で考えられます。
かんたん相場チェックは、入力するだけで目安が出ます。査定の申し込みは要りません。 -
見るものを3つに絞る
マンション市場の変化は、この記事で見てきた通り、価格より先に、売れた件数や売り物の数に表れます。
次の3つを、3か月に一度ほど見れば十分です。- ご自宅のある区の成約価格と、売れた件数(各区の売却相場のページ、東日本レインズの毎月の発表)
- 同じマンションや近所の売り出しと値下げ(不動産の情報サイト)
- 金利(住宅ローンの金利、日本銀行の発表)
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動く合図を決めておく
次のようなことが起きたら、売るかどうかを考え直す合図にします。
- 暮らしの変化:お子さまの独立、転勤、親御さんの介護や相続、住み替えの希望
- 建物の変化:大規模修繕の予定、修繕積立金の値上げ
- 価格の変化:ご自宅の相場が、「いくらなら売ってもよいか」に近づいてきたとき
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持ち続けることにかかるものも知っておく
マンションを持ち続ける間も、管理費や修繕積立金がかかり、建物の築年数は進みます。
変動金利の住宅ローンが残っている方は、金利が上がると返済額が増えることがあります。すでに住まなくなったご自宅の場合、3,000万円特別控除は、住まなくなってから3年目の年末までに売ることが条件です。
こうしたことを知ったうえで選んだ様子見なら、安心して待つことができます。 -
待つ間に、準備だけしておく
購入したときの売買契約書と領収書を探しておきましょう。売るときの税金の計算に使います。
管理組合の修繕の記録や、管理規約も手元にあると、売ると決めた日から慌てずに動けます。
相場の動きに合わせて、次のように考えます。
| 合図が来た | 「売りたい気持ちがある方へ」の順に進めてみてください |
|---|---|
| 下限に近づいた | 一度相談して、売る場合と持ち続ける場合を比べてみてください |
| どれも来ない | そのまま持ち続けてかまいません |
まだ決められない方へ
売るか持ち続けるかを決められないのは、自然なことです。
多くの場合、決めるための材料がまだそろっていないだけです。
材料は、ご自宅の今の価格、手元に残る額、ご自身の期限の3つです。
この章の最初の3つの問いに戻って、分かるところから埋めてみてください。
不安なときは、いつでもお聞かせください
売ると決めていなくても、様子を見ている途中でも、ご相談いただけます。
ご相談は、売却のお約束ではありません。
「うちの場合はどうなのか」を、ご一緒に整理するところから始めます。
お話を伺ったうえで、今は売らないほうが良いとお伝えすることもあります。
ご自宅は、今いくらで売れる?
町名と広さを入れるだけで、同じエリアで実際に売れた値段から、今の相場がすぐ分かります。
お名前・ご連絡先の入力は要りません。
まとめ
東京23区で実際に売れたマンションの単価が、76か月ぶりに前年を下回りました。
売出価格も、都心6区で4か月、23区で3か月続けて下がっています。
ただ、下げ幅は小さく、実際に売れる価格はまだ高い水準にあります。変わってきているのは、売れ方です。
売り物は4分の1増え、2戸に1戸が値下げをし、売れるまでの時間が長いほど値下げは大きくなっています。
都心のマンション市場は、売主が強気でいられた市場から、買い手が選べる市場へ移りつつあります。
こうしたときほど、相場のニュースより、ご自身の事情から考えることが大切です。
売りたい理由と期限、いくらなら売ってもよいか。
この3つが見えれば、売る場合も待つ場合も、次にすることが決まります。迷ったとき、不安なときは、いつでもお聞かせください。